★薄毛対策16年 自毛植毛とAGA体験記

日本皮膚科学会が発表した薄毛対策に有効とされるもの

2010年4月、日本皮膚科学会が薄毛や脱毛に何が有効か、診療方針を発表した。 ニュースでとりあげられた話題。医療機関の指針がわかる。
以前は日本皮膚科学会HPにも記事があったが今は見れないようだ。

2010年4月記事の抜粋(朝日ニュース記事から記事と画像をざっと抜粋してます)


薄毛・脱毛治療にどの程度科学的な根拠があるか、公表されている研究論文を元に、 A、B、C1、C2、Dの5段階で評価し、学会が推奨する方法をまとめた。
その結果、▽育毛剤については、主成分が「ミノキシジル」の製品のみ
「発毛効果に関する良質の根拠がある」として最も高いAと評価し、
▽「アデノシン」や「tーフラバノン」などは、髪の毛が太くなるなどの効果が
一部の試験で報告されているものの、信頼性の高い試験の数が少ないなどとして 「行うことを考慮してもよいが十分な根拠がない」=C1とした。
また▽頭の薄くなった部分に後頭部から取ってきた自分の髪の毛を植え付ける 「自毛植毛」については、十分な経験と技術をもつ医師が行う場合には、 「勧められる」としてBと評価したが、
▽化学繊維の毛を使う「人工毛植毛」については、 皮膚の炎症など多くの有害事象の報告があり、勧められないとしてDと評価した。

診療ガイドラインを策定した日本皮膚科学会の委員会の代表で、
東京医科大学の坪井良治教授は「育毛剤もさまざまなタイプが出ているが、
ガイドラインに載っているもの以外は、科学的な根拠がなかった。
トラブルが少しでも減るようガイドラインを役立ててほしい」と話している。

A 強く勧められる
B勧められる
C1考慮していいが十分な根拠なし
C2根拠なく勧められない
D行わないよう勧められる

A リアップ(成分ミノキ)、プロペシア(成分フィナステリド)(プロペは男性の場合)
B 自毛植毛術
C1 t-フラバノン
C1 アデノシン
C1 サイトプリン・ペンタデカン
C1 ケトコナゾール
C2 飲み薬の1種類(成分セファランチン)
D 人工毛植毛術 (女性の場合プロペシア)

ここから自分の意見。よく発表してくれたと思う。
結論として、効果があるのはミノキ、プロペ、自毛植毛の3本柱だ。
自毛植毛は外科手術になる為、Aにはならなかったのだろう。
昨今のAGA治療は、ミノキ・プロペがベースだから納得の結果でもある。
AGA治療で使われてる飲用ミノキが出てないのはなぜかわからない。

問題はC以下の、十分な根拠なし製品が多いという事だ。
その辺の育毛剤が、いかに効果が無いかわかる結果と言えよう。。
CMやネットで喧伝されてる商品の多くが十分な根拠なし以下なのだ。
実際、フラバノンやアデノシン、ペンタデカンなど、もうだいぶ前からその成分の
育毛剤は販売されているが、効果が出た話はネットでもあまり見かけない。

テレビやラジオの宣伝で95%以上の人が効果を実感した、などと喧伝されてる眉唾商品も多いし
MLM(マルチレベルマーケティング)いわゆるねずみ講まがいでも、よく育毛剤がある。
当然それらも入ってない。というかガイドラインに載らない、根拠なし
ということなわけであろう。ここに出てない育毛剤は
「ガイドラインに載っているもの以外は、科学的な根拠がなかった」
とされている。つまり検証してないということで=効果無しとはいえないが、
検証するまでもない=まず効果がないと思っていいだろう。

この結果は自分の経験とも一致している。
ミノキ、プロペ、自毛植毛以外は、過度な期待は禁物だ。

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